蚊に刺されることは、夏の季節によくある悩みの一つですね。しかし、蚊に刺されたらどう対処すれば良いのでしょうか?多くの人がかゆみを和らげるために塗り薬や冷やす方法を試していますが、最近では温めてかゆみを止めるHEAT IT(ヒートイット)や電子かゆみ止めペンなどのデバイスが注目されていますね。
今回は2016年にドイツで開発されたスマホデバイスHEAT IT(ヒートイット)の特徴や効果、使用してみた感想・レビューやかゆみが止まる仕組みをご紹介しています。
暑かったので夕方になってから近所の河川敷に散歩しに行ったら、めっちゃ蚊にさされた。痒くてたまらんわー
ちょっと、あんた、ランニングとステテコって、そんな無防備な格好で散歩するから蚊にさされるんだよー、掻きむしっちゃダメだよ。まったくー
うぅーん、散歩へいく前に虫除けのイカリジンスプレーを使ったんだけど汗かいて効果が落ちちゃったんだな
なにやっても蚊にされちゃうことは、あるもんだよ。かゆみ止めの薬塗っといでよ。たしか、蚊にさされたら温めるとかゆみが消えるってきいたことがあるような…
HEAT IT(ヒートイット)とは
虫刺されの季節に革命!HEAT IT(ヒートイット)は、2016年にドイツで開発されたスマホに接続し発熱するデバイスです。約50℃の熱を使って蚊にさされた時のかゆみ対策ができるスマホに接続し発熱するUSBデバイスです。
HEAT IT(ヒートイット)を使って、蚊にさされたところを数秒温めることでかゆみの毒素(ヒスタミン)を分解してかゆみを止めます。スマホにHEAT IT(ヒートイット)を接続、アプリが起動してから、たった10秒で蚊にさされた時のかゆみ対策ができます。HEAT IT(ヒートイット)のアプリは、12種類のモードで大人からお子様まで使用可能です。
HEAT IT(ヒートイット)で痒みが止まる仕組
蚊に刺されたら温めるという対処法がなぜ効果的なのか?温めることによって起こる反応や、かゆみを和らげるメカニズムに興味がありますよね。
HEAT IT(ヒートイット)は、約50℃の熱を使って蚊にさされた時のかゆみ対策ができるスマホに接続して発熱するデバイスです。HEAT IT(ヒートイット)は、蚊に刺された患部を温めることでかゆみの毒素を中和する仕組みだそうです。蚊の毒性は人体には無害であり、48℃以上の温度で消えるのだそうです。
HEAT IT(ヒートイット)の特徴
HEAT IT(ヒートイット)とスマホさえあれば簡単に蚊にさされた時のかゆみ止めとして使用することができます。HEAT IT(ヒートイット)の特徴としては、以下のことがあげられます。
- 化学薬品使ってません
- バッテリー充電必要なし
- 大人も子供にも使用可能
- コンパクト
- 肌だがデリケートでも安心
- 製品保証あり
- ユーザーズマニュアルあり
- サポートあり
HEAT IT(ヒートイット)の使い方
1スマホにHEAT IT(ヒートイット)デバイスを差し込む
2アプリ起動
3温度や肌質の設定
4数秒待機後、皮膚に4〜10秒間当てるだけでOK
HEAT IT(ヒートイット)に対応する虫
HEAT IT(ヒートイット)は、以下の虫さされに対応しています。
- 蚊
- アブ
- スズメバチ
- 蜂
HEAT IT(ヒートイット)の効果とレビュー
実際に自分で蚊にさされたところをHEAT IT(ヒートイット)使って蚊にさされたところに当ててみると熱が伝わって「あっ」と言う間に処置完了。あーら、不思議?痒みが消えてるw肌の赤みや、少しはれてる感じはそのままでしたが、いずれ腫れも引くのでしょう。
痒みがぶり返したときの対処方法
痒みがぶり返したときには、【HEAT IT(ヒートイット)の使い方】1,2,3を繰り返します。
HEAT IT(ヒートイット)の仕様
モデル | iPhone用 | Android用 |
対応スマートフォン | iPhone6以降 | Android 5.0以降 |
インターフェイス | Lightningコネクター | USB Type-Cコネクター |
動作環境 | 5℃〜40℃、15〜90% RH | |
保管環境 | -25℃〜70℃、15〜90% RH | |
製品サイズ | 40mm ✕ 15mm ✕ 7mm | |
重量 | 3g |
HEAT IT(ヒートイット)の注意事項
次の部位には使用しない
- 日焼け後の肌や傷口
- 湿った肌
- 軟膏/クリーム/ジェルなどを塗った肌
- 粘膜
- 歯肉
- 爪
- 目
- 外耳道
※ 蚊以外の虫にもOKとありますが、ムカデなどには使えないみたいです。
※ HEAT IT(ヒートイット)はiPhone用とアンドロイド用があるので購入するときは注意しましょう。
※ 修理については、お買い上げの販売店へお問い合わせください。
※ 使用部位に異常がみられた場合は、直ちに使用を中止する。使用中止後、医師の診断を受けてください。
その他注意は、HEAT IT(ヒートイット)に付属しているユーザーマニュアルを参考してください。
電子かゆみ止めペンのおすすめ4選
電子かゆみ止めペンのおすすめをご紹介します。HEAT IT(ヒートイット)同様に電子温熱効果で蚊にさされたときにかゆみの幹部を温めてかゆみを止める機器です。電子かゆみ止めペンはスマホとの連携はなく、単体で使う電子かゆみ止めペンです。本体に充電して使用してください。
Keako 痒み止めペン
Keako 痒み止めペンは、握りやすい設計・子どもモード・大人モード・Type-C充電・温度切替4段階、初めての方は1から使うといいですよ。なかなか使えるかゆみ止めペンです。
かゆみ止めペン 正規品 電子 痒み止めペン 家族用 蚊刺され 虫刺され 肌にやさしい
ちょっと太めのボールペン感覚で使えます。HEAT IT(ヒートイット)より少し温める時間が長い。かゆみ止め効果はあります。3.7V 170mAの大容量バッテリーを採用。重量57gは許容範囲。3段階の温度を調整ます。それぞれは45℃/48℃/50℃、実際の状況により調整することができます。
かゆみ止めペン 電子痒み止めペン バナナかゆみ止め装置 USB充電
かわいいバナナのようなデザイン。重さはHEAT IT(ヒートイット)3gに対しこちらは135g。充電式なので仕方ないですね。
かゆみ止めペン 蚊対策 USB充電 鎮痒薬、電子かゆみ止めペン
200 mAh充電可能なリチウム電池を内蔵し、フル充電で100回使用できます。
蚊に刺されたら温めると効果的な理由
蚊に刺された後のかゆみを和らげるためには温める方法が有効です。温水やお湯を使用して刺された部位を温めることで、症状の軽減が期待できます。ただし、温度管理には十分な注意が必要です。
個人差があるため、効果を実感できない場合もありますが、一般的には温めることで症状が軽減されることが多いです。また、冷やす方法も一般的な対処法として有効ですが、温める方法を選ぶ際には適切な温度と時間を守ることが大切です。
蚊に刺されたら温める方法について
蚊に刺された後、かゆみを和らげるためには温める方法が効果的とされています。実際に行われた研究によると、温水やホットシャワーが蚊に刺された部位の症状を軽減する効果があることが示されています。例えば、温水やお湯に刺された部位を浸すと、痛みやかゆみが緩和されると報告されています。
温めることは、なぜ効果的なのか?
効果は、温めることによって蚊の唾液に含まれる成分が変性するためだと考えられています。蚊の唾液にはかゆみを引き起こすタンパク質が含まれており、温度の上昇によってこのタンパク質が変性し、かゆみが軽減されると考えられています。
蚊に刺された際、温めることが効果的である理由について説明します。温めることには以下のような効果やメリットがあります。
1. アレルギー反応の緩和: 蚊の唾液に含まれる成分がアレルギー反応を引き起こし、かゆみや腫れをもたらします。しかし、この成分はタンパク質であり、熱によって変性します。温めることで成分が変性し、アレルギー反応が軽減されると考えられます。
2. 血管の拡張: 温めることによって血管が拡張し、血流が良くなります。これにより、かゆみや腫れを引き起こす成分や体内の毒素が効率よく排出され、症状の緩和につながります。
3. 痛みの緩和: 虫さされによる痛みや炎症も温めることで緩和することができます。温めることにより、神経の興奮が抑制され、痛みが和らぐとされています。
4. 心理的な安心感: 温めることで、かゆみや痛みに対する心理的な安心感が得られます。体が冷えている状態よりも温かくなることで、不快感が軽減され、かゆみが気にならなくなることもあります。
蚊に刺された際の温め方
蚊に刺されたときには、さされた患部を温めると痒みが軽減させるそうですが、この章ではHEAT IT(ヒートイット)や電子かゆみ止めペン以外での蚊に刺された際の温め方について説明します。
温かいタオルを使う方法
蚊に刺された際、かゆみを和らげるためには温かいタオルを使う方法があります。温かいタオルを使う方法は、蚊によって引き起こされるかゆみや腫れを緩和するうえで効果的です。
温かいタオルを使用するためには、ぬるま湯でタオルを濡らします。その後、蚊に刺された部位に温かいタオルを当て、数分間そのまま置きます。温かいタオルの熱が皮膚に浸透することで、血液の循環を促進し、かゆみを和らげる効果が期待できます。
温かいタオルを使用することで、かゆみを感じる神経の活動が抑制され、かゆみの感覚が和らぐと言われています。また、温かさによって血管が拡張され、皮膚の炎症が軽減される可能性もあります。
温水で洗う方法
蚊に刺されたら、刺された部位のかゆみを和らげるために、温水で洗う方法は効果的な方法の一つだそうです。43~46度のヤケドしないくらいの温水で5分以上洗い流すことで、蚊に刺されたかゆみを軽減することができるでしょう。
温水で洗う際の注意点としては、水温が適切であることが重要です。水温は熱すぎず、冷たすぎず、適温が良いとされています。熱すぎると皮膚を傷つける恐れがあり、冷たすぎると血管を収縮させ、かゆみを悪化させる可能性があります。
温水で洗う手順は以下の通りです。まず、流水で軽く洗い、蚊に刺された部位を清潔にします。その後、ぬるま湯を使って少しずつ温まるように洗います。優しく洗い流し、必要ならば石鹸や洗浄剤を使用しても良いですが、刺激の強いものは避けましょう。最後に、タオルで軽く拭き取ります。
使い捨てカイロを使う方法
蚊に刺された後のかゆみや腫れを和らげるために、使い捨てカイロを使用する方法についてご紹介します。使い捨てカイロは、特殊な素材を使用して発熱するため、局所的な温め効果を与えることができます。
まず、使い捨てカイロを準備します。市販の使い捨てカイロは、ドラッグストアやオンラインショップで手に入れることができます。使用方法は、パッケージに記載されているので、必ず読んでから使用しましょう。
使い捨てカイロを使う際には、以下の手順を守ってください。
1. 使い捨てカイロを袋から取り出します。使い捨てカイロが直接皮膚に触れないように、布などで包むことをおすすめします。
2. 使い捨てカイロを指示通りに揉みます。使い捨てカイロの成分が反応し、発熱が始まります。
3. 発熱した使い捨てカイロを蚊に刺された箇所に当ててください。ただし、温めすぎると火傷の恐れがあるため、注意が必要です。パッケージに推奨される時間や温度に従って使用しましょう。
4. 使い捨てカイロを使用する期間は、個人の感覚や症状によって異なります。一般的には20〜30分程度が目安ですが、自身の状態に合わせて調整しましょう。
5. 使用後は、使い捨てカイロを適切に廃棄してください。使い捨てカイロは一度使用した後は再利用しないでください。
温める際の注意点
温める対処法には注意が必要です。温度管理を十分に行わないと、火傷をする可能性がありますので注意が必要です。適切な温度で行うことが重要です。
また、個人の感覚によるかゆみは多様であり、温めることによってかゆみが和らぐかどうかは個人差があります。しかし、一般に温めることで症状が軽減されることが多いとされています。
炎症を抑える効果を主に考える場合、かゆみ止めを塗ることが一般的ですが、通常の虫さされ程度の場合は、冷やすことも有効です。ただし、温める方法を選択する場合は、炎症を抑える効果やかゆみの軽減効果が期待できることを理解し、適切な温度と時間で行うようにしましょう。
蚊に刺されないよう予防する方法
蚊にさされたら温めてかゆみを止める方法についてお話してきました。とは言え、蚊にさされないことが一番いいのは間違いありませんね。
蚊に刺されることは、かゆみや炎症を引き起こし、不快な経験となります。そこで、蚊に刺されないよう予防する方法について考えましょう。
水の滞留を防ぐ
蚊は主に湿った環境や水たまりの周りに生息しています。そのため、蚊に刺されないようにするには、水の溜まり場を減らし、室内外の水分を管理することが重要です。例えば、庭の植木鉢の水やりや台所の水の溜まりを定期的に確認し、水の滞留を防ぐことが必要です。
蚊は特に夜間活動する
蚊は特に夜間活動することが多いため、就寝時には適切な対策をすることも重要です。寝室には蚊帳を設置し、窓やドアの隙間をしっかりと閉めることで、蚊の侵入を防ぐことができます。また、就寝前には蚊除けスプレーや蚊取り線香などを使用することも効果的です。
体の露出部分を最小限にする
蚊に刺されにくくするためには、適切な服装も重要です。長袖や長ズボンの衣服を着用し、露出部分を最小限にすることで、蚊に噛まれるリスクを減らすことができます。また、明るい色の服装や蚊よけ効果のある素材を選ぶことも有効です。
虫除けスプレーを使う
虫除けスプレーを使うことも効果的ですね。ドラッグストアで購入することができますが、主な虫除けスプレーの成分には、「ハッカ」「ディート」「イカリジン」などの種類があります。
ハッカなどは、ハッカ油を購入して自作することもでき、スースーして虫除け効果が期待できそうな感じがしますが、私的には衣類などに着いても傷みや変形のないイカリジンがおすすめです。効果もディートと遜色ありません。
また、虫除けスプレーは成分以外にも濃度によって効果の持続時間などに違いがあることも覚えておきましょう。
蚊に刺された後のケアも重要
予防策を講じるだけでなく、蚊に刺された後のケアも重要です。刺された箇所を清潔に保ち、かゆみを和らげるためにかゆみ止めクリームやかゆみ止めローションを使用することができます。
また、HEAT IT(ヒートイット)や電子虫刺されペンなどを使用する場合は、適切な温度管理を心掛け、火傷などのリスクを避けるようにしましょう。蚊に刺されたら場合のケアもしっかり怠らずにおこないましょう。
まとめ:蚊に刺されたときは適切に対応しましょう
蚊に刺された後、かゆみを和らげるために温める方法が効果的である理由についてお話してきました。温める際には温度管理をしっかり行い、火傷を防ぐことが重要です。また、かゆみ止めの塗り薬を使用する方法も効果的です。塗り薬はヒスタミンの働きを抑えることで、かゆみを軽減する効果があります。蚊に刺された際の対処法として、温める方法や塗り薬の使用が有効であることが分かりました。
ただし、個人の感覚によるかゆみの度合いは異なるため、自身に合った対処法を選ぶことが大切です。また、重度の症状やアレルギー症状がある場合は、必ず医療の診察を受け医師の指示に従って対処することが重要です。
夏から秋に蚊にさされる機会が増えてきますね。蚊にさされたら、かきむしらず、正しい対処方法で夏を楽しく元気にすごしましょう。